2025/01/08
皮ふのあれこれ
冬でも汗もは出来ますか??
新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、今日は「冬も汗もは出来ますか??」という話題についてお話しします。
結論からお話しすれば、「冬も汗もは出来ます!」
冬でも「汗も」ができるのは何故?
冬は寒い寒いと色々着込むことが多いですよね。
ところが、建物の中や車、バス、電車の中は暖房が効いてます。
そうすると、暖房の効いた場所に入った途端、汗を沢山かいています。
かつ、夏のように、汗をかいても着込んでいるばかりに、汗を拭くことも少ない状態になります。
また意外にも保温保湿効果のある肌着を着ていると、汗をかいても汗を肌着に吸収する事なく、皮膚に汗を残してしまうのです。
よって冬でも汗もは出来てしまうのです。
対策としては、
一つ目は「温度対策をできる服装をする事。」
例えば、頭からすっぽり被るタイプの洋服は脱ぎ着するのが大変です。
前がボタンやチャックで開くタイプのコートやカーディガンであれば、暑ければ前を開けて温度調整が出来ます。
二つ目は「保温性、発熱性のある肌着ではなく、綿の肌着を身につけること」
汗をかいても拭き取れないのであれば、そのまま皮膚に残るタイプの肌着は極力控えましょう。
三つ目は「起毛した衣服や静電気を呼ぶ衣服は控えましょう」
これは汗も対策というよりも、痒み対策です。
肌に直接触れなくても、皮膚が敏感になっていたり、乾燥している状態では服の繊維によって痒みを増強させ、汗もないし、他の皮膚炎も悪化させることがあります。
夏は「汗も」といえば、お子様に多い傾向がありますが、
冬は割と大人にも多いと感じます。
お子様よりも、大人は寒がりで沢山着込むから?でしょうか。
衣服の選び方も参考にしていただき、
冬の「汗も」に悩ませられる事なく、寒い冬を乗り越えたいですね。