2024/05/26
皮ふのあれこれ
眉アート始めました!
当院で眉のアートメークを開始しております!
アートメークって何?
簡単に言えば、皮膚の浅い層に専用の針で色素を入れることで、「落ちない眉」を実現させるものです。
ただし、皮膚の浅い層に色素を入れるということは、皮膚の生まれ変わりと共に徐々に薄くなっていきます。
よって永久的に色素が残るわけではありません。
ここで「タトゥー」との違いをお話しすると、
「タトゥー」は針や専用の小刀で皮膚の深い層まで色素を入れます。
よってタトゥーは永久に皮膚に残ります。
さて、眉のアートメークを定着させるには、1回ではなく、1回目から1~2ヶ月後に2回目を行う必要があります。(定着が悪い場合は3回目を行います)
「針で皮膚に色素を入れるなんて!痛そう!」と思われるかもしれませんが、
専用のクリームで麻酔をしっかり行いますので、施術中に強い痛みを感じることはあまりありません。
ただし、施術後に麻酔が切れると、ちょっとした擦り傷を負ったようなヒリヒリ感が半日から1日ほど続きます。
そして、これも大事な点ですが、アートメークを行った当日から2、3日後まではかなり眉が太く濃くなります。
これは、なぜか・・・。
おそらく、色素を入れる時に針で皮膚を擦るので、皮膚が急性的な炎症を起こしたり、小さなカサブタができるからではないかと思います。
よって、アートメーク翌日に大事な用事を入れてしまうのは避けた方が良いかもしれません。
ちなみに、私も当院のアートメークナースに眉アートを施術してもらいました。
最近老眼?!が進んで、メガネをしないと近くが見えないのですが、メガネをすると眉は描けない事象が解消。
そして、趣味のランニングで朝活するのですが、朝起きたてでも「綺麗眉」。
日焼け止めさえ塗れば、すっぴんで外に出ても恥ずかしくない状態ですし、汗をびっしょりかいても落ちない!
朝仕事に行くのに時間が限られてても、ファンデーションさえ塗れば、きちんとメークした感があるのには驚きです。
その他にも、
なんらかのご病気などで眉毛が生えない、抜けてしまった。
障害のために、ご自身でメークが難しい。
男性でも「キリッと眉毛」になりたい(男性の眉アートもかなりお勧めです!)など、
「眉アート」にご興味のある方はいつでも病院スタッフにお申し出ください。